合わせガラスは、文字どおり2枚のガラスを合わせて作ったもので、2枚の板ガラスの間にポリビニール・プチラールなどの中間膜が接着されているものです。このため強度自体も高くなり、割れにくくなるほか、一部が破壊されてもそこから放射状のヒビ割れが少し走る程度で、割れた破片が飛び散ったり、崩れ落ちたりしません。このためにもし破壊されても、視界は十分に確保できます。合わせガラスの欠点は、価格が高いこと。このためごく一部の高級車にしか採用していないメーカーが大半です。
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しかし、安全性の面から、合わせガラスの優秀性が評価され、62年3月以降に生産される乗用車には、HPR(耐貫通性)合わせガラスに一本化される予定です。部分強化ガラスですと、事故などの衝突時に、前席の乗員がフロントガラスを破って車外へ飛び出し、このときガラスの破片によって裂傷を負ったり、失明したりする例が多いためです。欧米などでは、すでに合わせガラスに一本化されていることもあり、日本でも保安基準の改正により、一本化が図られることになりました。
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